陽気で悲惨。多幸感。陶酔。約束された安堵【映画】
キレてモノ投げたらディスプレイが液晶漏れしたよ。脳に重大な欠陥ありちゃんですー。(絵畜生的気さくな挨拶)
ゲームでキレてモノを投げるなんてホントアンタって最低のロクデナシね!!
ロクデナシと言えば、誰が思い浮かぶ?
アイちゃん?伊藤誠?人見広介先生?沢越止?北原春希君?たくみしゃん?光源氏?
そんな最低のクズになりたいならおすすめの映画があるんだワ。
このポスター好きなのよね。実家の部屋に貼ってた。親が見たことあったらしくブチギレられた。ひんひん。
ヘロインって知ってるか?僕の地元のアイちゃん第三帝国じゃあ、この世で極楽を味わいたいのなら脳みそで好みの美少女を飼うか、ヘロインかって言われてるヤツなんだけど。
それこそ「約束された安堵」
みなが思い描く薬中って、やたらとハンバーガー食ってうめえうめえ言ったり、訳の分かんねえ事喚いたり、暴れたり。そんなのだろ?でもヘロインは違う。ただそこに寝転ぶんだ、それなのに射精やら新しいパンツをはいた正月元旦の朝以上にすっきりするンだ!!
後遺症は痛風とインフルと自己の異物感、そんなミックスジュース。
極楽の代償としてはそんなもんでしょ。
そんなゲキヤバドラックの中毒のアホ主人公とそのアホ友人たちが繰り広げる陽気で悲惨な青春映画のトレインスポッティング。
高級遊民か思想家になりたかった僕の青春とどっこいどっこい。
ぬるいビールを出してきそうな汚ねえパブ。使いまわしの注射器。
ギラギラサイケのクラブ。どうしようもなくきれいな山脈。
敗戦主義が染みついたセリフ。恨み、辛み。
イギーポップやニューオーダー、プライマルスクリーム、アイちゃんイチオシのアンダーワールドを使った豪華なBGM。
つまんないと思う人もいるが、それはきっと若い感性を失ってしまったから。
そして作品を見る目がないかぶれ野郎だから。
別に作品に感銘を受けなくとも、90年代後半では斬新なカットを多用し、禁断症状にCGを使ったと思えば、人形を使ったチープなシーンも混ざる。そのような小さい揺らぎを理解できない人間が増えてしまったからこそ、現状の映画作品に雑でひねりのないモノが増えていく。
お前のことやぞ、マイケル・ベイ。
爆発すりゃいいと思ってないか????
一番すきなセリフは「イギリスの属国だから俺たちはヘロイン中毒なんだ」
ならアメリカの属国であるぼくはなんなのさ?
クソサブカル中毒か?
やるせないなあ。
思い描いた人生じゃあなくて、未来が不安だったり。
本当の自分を隠していて切ない気持ちに溢れたり。
己が何者か、それすら分からなくて震えている。
そんなどうしようもない気持ちを抱えた人に見てほしい。
あ?全部当てはまらなくて私はいつも人生の絶頂です?
テメェはまずイマキメてるクスリをどう辞めるかの心配をしろよ。
脳内の美少女がかまって欲しくてリスカしてるのでおしまい。